幼馴染

保育園時代に引っ越した幼馴染の娘に再開、しかも自分に会いに来るためにワザワザ遠方からやって来る。
よくラブコメ系のマンガやエロゲーで見かける展開ですよね、この手の話。
実は僕、数年前にこのシュチュエーションを体験したのです。
コンビニでバイトをしていた時に、他の幼馴染の娘2人と一緒に会いに来たのですよ彼女が。
この展開、男に産まれて来たなら最高に嬉しいじゃ御座いませんか。
幼少時代に遊んだ男の子を憶えていて、遠方からワザワザ会いに来るんですよ。
彼女が引っ越したっきり一度も連絡もしなかった、この僕にですよ。
しかし、彼女が幼馴染の娘だとは気が付かなかったのです僕は。
と云うか、昔の事すぎて彼女の存在自体を忘れてました。
まあ、ココまではベタなラブコメ的展開ですよね。
単に近くに寄ったついでに、懐かしいから会いに来たって事でしょう実際は。
それでも、何か昔の話のひとつ位はしますよね普通は。
しかし、ここから後の展開が最低でした。
忘れていたこともさることながら、酷い一言を云ってしまいました。
冷たく「買う気が無いならさぁ、出ってってよ仕事の邪魔。」、とこの様に云っちゃった訳です。
誰だって、いきなりそんなこと云われたら怒りますよねぇ。
そしてその後、彼女をニ度と見てませんねぇ。
今思うと、何でそんな事云ってしまったのかさっぱり解らんです。
多分、僕が精神的に壊れていた時期だったからでしょう。
僕は今日、こんな事をふと思い出していたのですよ。
可愛くなってたよなぁ、彼女。
今ごろ、誰かと結婚してるかな。
この状態、恋愛アドベンチャーのバッドエンドっぽいな。

  • 追伸

これ書いた後に見たこのフラッシュが、何だか一部自分とダブって辛い。
http://www25.big.or.jp/~kinro2/labo/flash/001.html