Project Grizzly

以前グリズリーに遭遇して殺されず生きて帰ってこれたオッサン、もう一度間近でグリズリーと向き合わせてやろうじゃないかと仲間達がサポートし彼の願望を実現させようと色々頑張っちゃうドキュメンタリー映画。
ただこのオッサン、熊の中でも大きくて恐ろしいグリズリー相手に生身で向き合うのは無謀だと考えた訳。
で作ったのが、グリズリーに襲われても無傷でいられるお手製グリズリー専用防護スーツ。
それが7年がかりで、4号スーツ5号スーツと何度もアホな実験を繰り返し改良を重ねていくのです。
その実験、バットで滅多打ちにしても平気か崖を転がり落ちても平気か車に撥ねられても平気かショットガンで撃たれても平気かとかもう傍から観たら気違いじみた念の入れよう。
でも実際グリズリーに遭いに行ったらスーツが重過ぎだとか関節部分の動きが鈍いだとか散々駄々をこね脱ぎます、そしてグリズリーが出てきた時にはスーツを置いてきちゃったので今回は無理と悔しがってのラスト。
いやー、スーツ作りの過程を楽しんでいるだけで正直熊如何でもいいんじゃないかと思えるアホな作品でしたわ。